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夜のおつまみ

夜な夜な酒のつまみになる何かを探してさまよった記録です。

日本の経営者の報酬は安すぎる

夜のつれづれに、ネットをさまよいながら、ふと疑問に思ったので書く。

www.asahi.com

 

すごいよなと。

この裁判の被告になる、東芝の元社長たちなんだけど、この裁判、たぶん長期化するでしょう。で、その間の弁護士費用は、当然、会社は持ってくれないので(原告だし)、自腹でやるんでしょう。で、裁判に負けたら弁護士報酬に加えて、数千万円持って行かれると。勝っても弁護士報酬は持って行かれると。

 

で。東芝の元社長たちの報酬はどれくらいかというと、こちらの記事に書いてありました。

business.nikkeibp.co.jp

 

1億2400万円ですって。所得税とか引いたら、たぶん手取りはもっと少なくなります。1億割り込んでるでしょうね。それで、部下の営業の尻を叩いたら数千万+弁護士報酬だけ持って行かれるとか。

 

罰ゲームにしてはきつすぎでしょう。

 

1億円なんて、今、東京の都内でマンション探したら、下手すると70平米のせまーい部屋しか買えないくらいのはした金でっせ。で、社長の任期はせいぜい5年、社長としてのお付き合いとか体面を維持するお金は、全部全部会社が持ってくれるわけではないので、それを考えると、そんなにびっくりするようなお金が社長時代に貯まるわけではないです。

 

社員数万人、数千億の利益を左右するような重責を担いながら、少ししくじると社長としての稼ぎの相当部分を持って行かれるような立場で、えられるのが、都心の70平米のマンション?

 

少しあまりにもかわいそうと思います。

 

社長は、そのようなリスクを背負って仕事をしているわけだから、もっとたくさんの報酬をあげるべきだと思います。あるいは、相応の大企業の執行役以上の幹部についても、同じような役員賠償責任を負っているわけですから、もっとたくさんの報酬をあげるべきです。そして、何かのしくじりがあったり、ブラック企業にしてしまったりといった社会的な悪を起こしたときは、もっときつく責任を問えばいい。今の状態は中途半端だと思います。

 

こんなんじゃ、上場会社の役員になるのは、空疎な名誉欲と肩書欲、承認欲求に取りつかれた中身のない人間ばかりになるんじゃないかって危惧すら覚えます。だって、賢い人間は、リスクのあまりの大きさと、その割に得られる果実の少なさが、すぐに見て取れるはずだから。

 

 

職業としてのプロ経営者

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